あえてとことん無気力に
何もしたくない
何もやる気が起きない。動きたくない。考えたくない。ただ、ぼーっとしていたい。
無気力。
そんな状態に、陥ることがあります。
無気力を責めていませんか?
無気力になると、多くの人は自分を責めます。
「こんなんじゃダメだ」「怠けてる」「頑張らなきゃ」。
そして、無理やり動こうとします。でも、動けません。動けない自分を、さらに責めます。
この悪循環が、余計に無気力を深くします。
逆転の発想
ここで、逆転の発想をしてみましょう。
無気力と戦うのではなく、無気力を受け入れる。いや、あえて、とことん無気力になってみる。
「今日は、何もしない日」と決めてしまう。罪悪感なく、完全に無気力でいることを、自分に許す。
すると、不思議なことが起こります。
とことん無気力になると
無気力を受け入れて、とことん無気力になってみると、いくつかのことが起こります。
罪悪感が消える
「何もしちゃいけない」という罪悪感が、無気力を重くします。
でも、「今日は何もしない日」と決めると、罪悪感が消えます。許された無気力は、軽い。
体が休まる
無気力は、体からのメッセージです。「休みたい」「もう限界」と。
とことん無気力になることで、体が本当に休まります。
心が解放される
「頑張らなきゃ」「やらなきゃ」というプレッシャーから、解放されます。
何もしなくていい。ただ、存在しているだけでいい。その解放感が、心を癒します。
エネルギーが戻る
不思議なことに、とことん無気力になると、エネルギーが戻ってきます。
空っぽになると、新しいエネルギーが入ってくる余地ができます。
自然と動きたくなる
とことん無気力でいると、ある時点で、自然と「何かしたいな」という気持ちが湧いてきます。
無理やり動こうとするより、ずっと自然に、エネルギーが戻ってきます。
無気力は、悪いことじゃない
無気力は、悪いことではありません。
それは、体と心からの「休んで」というメッセージです。エネルギーが枯渇しているサインです。
頑張りすぎた、無理しすぎた、我慢しすぎた。だから、無気力になったのです。
無気力を責めるのではなく、「よく頑張ったね。休もう」と自分に言ってあげましょう。
あえて、何もしない日を作る
無気力になる前に、定期的に「何もしない日」を作ることも大切です。
月に一度、週に一度でもいい。予定を入れず、何もしない日。
その日は、罪悪感なく、ぼーっとする。寝転がる。ぼんやりする。
これは怠けではなく、メンテナンスです。
とことん無気力になる方法
許可を出す
まず、自分に許可を出しましょう。「今日は、何もしない」と。
罪悪感を手放して、完全に無気力でいることを、許します。
スマホも置く
スマホを見ることも、エネルギーを使います。
スマホも置いて、本当に何もしない。ただ、ぼーっとする。
寝転がる
横になって、寝転がりましょう。
天井を見つめる、窓の外を見る、目を閉じる。何もしない。
時間を気にしない
「もう〇時だ」と焦らない。時計を見ない。
時間の流れに身を任せる。それが、とことん無気力になることです。
何も考えない
「これでいいのか」「明日どうしよう」と考えない。
「考えるのをやめてみたら、答えが現れる」でも書いたように、考えることもやめてみましょう。
ただ、呼吸する
「呼吸しにくくなってない?」でも書いたように、呼吸だけに意識を向けてみましょう。
何もしないけれど、呼吸はしている。それだけで、十分です。
今を生きる
とことん無気力になることは、「今を生きる」ことでもあります。
過去を後悔せず、未来を心配せず、ただ今この瞬間にいる。
何もしないけれど、今ここにいる。それが、本当の休息です。
自分を大切に扱う
「自分を大切に扱う」とは、無気力な自分も受け入れることです。
頑張る自分だけでなく、何もできない自分も、大切にする。
無気力な自分を責めるのではなく、休ませてあげる。それが、自分を大切にすることです。
安心を先に感じる
「何もしなくて、大丈夫かな」という不安が、無気力を苦しくします。
でも、「安心を先に感じる」。何もしなくても、大丈夫。
一日何もしなくても、世界は回ります。そして、あなたも大丈夫です。
ちゃんと全てある
「ちゃんと全てあるよ」。何もしなくても、あなたには価値があります。
生産性がなくても、何も達成しなくても、ただ存在しているだけで、あなたは十分です。
その実感が、無気力を癒します。
感情を選ぶ
無気力のときの感情は、「罪悪感」「焦り」「不安」が多い。
でも、「感情を選ぶ」。「罪悪感」から「許し」へ。「焦り」から「落ち着き」へ。「不安」から「信頼」へ。
無気力でいながら、穏やかな感情を選ぶこともできます。
次に起こることはもっといいこと
無気力は、終わりではありません。
「次に起こることはもっといいこと」。この無気力の後には、新しいエネルギーが来ます。
種が芽を出す前に、土の中で休むように。無気力は、次の成長の準備期間です。
無気力の後に来るもの
とことん無気力になって、十分に休むと、何かが変わります。
新しいアイデアが浮かぶ、やりたいことが見えてくる、エネルギーが戻ってくる、視点が変わる、優先順位が見える。
無気力は、リセットボタンです。

やる気はあとからついてくる
「やる気は”あとから”ついてくる」でも書いたように、無理やりやる気を出す必要はありません。
とことん休めば、自然とやる気は戻ってきます。
焦らず、待ちましょう。
無気力と怠けは違う
ここで大切なのは、「無気力」と「怠け」は違うということです。
無気力は、エネルギーが枯渇している状態。本当に何もできない状態。
怠けは、やろうと思えばできるのに、やらない状態。
無気力なら、とことん休む必要があります。でも、怠けなら、少し動いてみることも必要です。
「自分はどうしたい?」と問いかけて、本当に休みたいのか、確認してみましょう。
無気力が長く続くとき
数日で回復する無気力なら、とことん無気力になることで回復します。
でも、何週間も、何ヶ月も無気力が続くなら、それは別の問題かもしれません。
うつ状態や、心の病気の可能性もあります。その場合は、専門家に相談することも大切です。
無気力を受け入れながら、必要なら助けを求める。それも、自分を大切にすることです。
今日からできること
今日は何もしない日にする
今日、思い切って「何もしない日」にしてみましょう。
予定をキャンセルして、何もしない。罪悪感なく、とことん無気力になってみる。
横になる時間を作る
今日、30分でいいので、ただ横になる時間を作りましょう。
スマホも置いて、何もせず、ただ横になる。
自分に言ってあげる
「何もしなくていいよ」「休んでいいよ」「そのままでいいよ」。
自分に、優しい言葉をかけてあげましょう。
深呼吸だけする
何もする気が起きないなら、深呼吸だけしてみましょう。
それだけで、少し楽になります。
最後に
無気力になったら、あえて、とことん無気力になってみましょう。
戦わない。責めない。受け入れる。そして、完全に休む。
無気力は、あなたの敵ではありません。あなたを休ませようとしている、体と心からのメッセージです。そのメッセージを聞いて、応えてあげましょう。

