それでも不安の波に襲われる日
突然やってくる波
どんなに準備していても、どんなに前向きでいても、突然、不安の波に襲われる日があります。
理由がわからない不安。説明できない不安。コントロールできない不安。
そんな日があっても、いいんです。
完璧じゃなくていい
「安心を先に感じる」「考えるのをやめる」「最悪のシナリオを想定する」。いろいろな方法を知っていても、それでも不安になる日があります。
それは、あなたが弱いからではありません。方法が間違っているからでもありません。
人間だから。それだけです。
不安の波は、自然なもの
海に波があるように、心にも波があります。
穏やかな日もあれば、荒れる日もある。それは、自然なことです。
いつも穏やかでいようとすることは、海に波を立てるなと言うようなものです。
波に抵抗しない
不安の波が来たとき、私たちは抵抗しがちです。
「こんなんじゃダメだ」「早く消えてほしい」「なんとかしなきゃ」。
でも、波に抵抗すると、飲み込まれます。
波は、抵抗せず、ただ通り過ぎるのを待つ。それが、一番安全です。
波に乗る
サーファーは、波に逆らいません。波に乗ります。
不安の波も、同じです。
「ああ、今日は不安の波が来てるな」と気づいて、その波に乗る。抵抗せず、受け入れる。
波は必ず、通り過ぎます。
不安を感じていい
不安を感じることは、悪いことではありません。
不安も、感情の一つです。「感情を選ぶ」ことはできますが、感じないようにすることはできません。
不安を感じている自分を、責めないでください。
「今、不安を感じてるんだな」。それを認めてあげるだけで、少し楽になります。
波の中でできること
不安の波に襲われたとき、できることがあります。
呼吸する
「呼吸しにくくなってない?」でも書いたように、不安のとき、呼吸は浅くなります。
深呼吸を、3回。ゆっくり、深く。
呼吸を整えるだけで、波が少し穏やかになります。
体を感じる
不安のとき、頭の中にいます。未来の心配、過去の後悔。
体に意識を戻しましょう。足の裏、手のひら、お腹。
体を感じると、「今を生きる」ことができます。今この瞬間は、大丈夫です。
動く
じっとしていると、不安が膨らみます。
体を動かしてみましょう。散歩する、ストレッチする、掃除する。
体を動かすと、不安が流れていきます。
誰かと話す
一人で抱え込まない。
信頼できる人に、話してみましょう。不安を言葉にするだけで、軽くなることがあります。
話せる人がいないなら、紙に書き出すだけでも効果があります。
泣く
泣きたいなら、泣いていい。
涙は、感情の排水口です。溜まった不安を、流してくれます。
温かいものを飲む
温かいお茶やスープを、ゆっくり飲んでみましょう。
温かいものは、心を落ち着かせてくれます。
好きな音楽を聴く
穏やかな音楽、または逆に元気が出る音楽。
音楽は、感情を変える力があります。
自然に触れる
窓を開けて、外の空気を感じる。空を見上げる。木を見る。
自然は、心を落ち着かせてくれます。
波は、必ず去る
どんなに大きな波も、永遠には続きません。
今、不安に襲われていても、必ず波は去ります。
過去を振り返ってみてください。今まで何度も、不安の波に襲われたはずです。でも、あなたは今、ここにいます。
波は、必ず通り過ぎます。
今日は、そういう日
不安の波に襲われたら、こう思いましょう。
「今日は、そういう日なんだな」
頑張ろうとしない。無理に前向きになろうとしない。
今日は、不安と一緒にいる日。それでいい。
自分を大切に扱う
不安の波に襲われたとき、特に「自分を大切に扱う」ことが必要です。
自分を責めない。無理させない。優しくする。
疲れているなら休む。泣きたいなら泣く。甘いものが食べたいなら食べる。
今日は、自分に優しくする日です。
無気力になってもいい
不安の波の後、「無気力 あえてとことん無気力に」なることもあります。
それもいい。エネルギーを使い果たしたのだから、休む必要があります。
無気力を責めずに、とことん休みましょう。
完璧を求めない
「いつも前向きでいなきゃ」「いつも元気でいなきゃ」。
そんな完璧を求めないでください。
波がある日も、穏やかな日も、どちらもあなたです。どちらも大切です。
次に起こることはもっといいこと
不安の波に襲われても、「次に起こることはもっといいこと」を信じましょう。
この不安の後には、きっと穏やかな時間が来ます。学びがあります。成長があります。
波があるから、穏やかさのありがたみがわかります。
ちゃんと全てある
不安の波の中でも、「ちゃんと全てあるよ」。
呼吸ができる、体がある、今日がある、あなた自身がいる。
不安があっても、大切なものは、ちゃんとあります。
感情は、天気のようなもの
感情は、天気のようなものです。
晴れの日もあれば、雨の日もある。嵐の日もあります。
でも、天気は変わります。必ず、また晴れます。
不安も同じ。今は嵐でも、必ず晴れます。
波を観察する
不安の波に巻き込まれそうになったら、少し離れて観察してみましょう。
「ああ、今、不安の波が来てるな」「結構大きい波だな」「でも、通り過ぎるな」。
波を観察する自分がいると、完全に飲み込まれません。
一日をやり過ごす
不安の波の日は、大きなことをしようとしない。
ただ、一日をやり過ごす。生き延びる。それだけで十分です。
明日になれば、波は少し穏やかになっているかもしれません。
助けを求めていい
波が大きすぎるとき、一人で耐えられないとき、助けを求めていい。
友人に電話する、家族に話す、専門家に相談する。
助けを求めることは、弱さではありません。強さです。
これも、人生
不安の波も、人生の一部です。
波のない人生なんて、ありません。波があるから、海は美しい。
不安があるから、人生は深い。
今日できること
とにかく呼吸
今、この瞬間、深呼吸を3回してみましょう。
それだけで、今日はOKです。
一つ、体を動かす
5分散歩する、ストレッチする、部屋の中を歩く。
何でもいい。体を少し動かしてみましょう。
誰かに一言だけ話す
「今日、ちょっと不安で」。それだけでいい。
一言だけ、誰かに伝えてみましょう。
自分に言ってあげる
「大丈夫。波は、必ず過ぎる」
そう、自分に言ってあげてください。
最後に
不安の波に襲われる日があっても、あなたは悪くありません。
それは、人間だから。生きているから。
波を感じながら、ただ呼吸する。ただ、今日を過ごす。
それだけで、十分です。
明日は、少し穏やかかもしれません。明後日は、もっと穏やかかもしれません。
そして、いつか振り返ったとき、「あの波も、乗り越えたな」と思えます。
今は、ただ波に乗っていてください。
抵抗せず、流れに身を任せて。波は、必ず通り過ぎます。

